>>79 >文献に残るほどの大規模な争いという意味での血みどろの争いは肯定してない
そりゃまた卑怯な言い方だな。
しかし反論は出来る。
つまり、壬申の乱の記述を見てもわかるとおり、古代史において
「皇族は何の問題も無く万世一系の強固な一族だ」と捏造したわけではなく、
政治的な意図はあったとはいえ、皇族皇室にも内乱内紛があった事を赤裸々に記述している。
これは、もし皇族が神の末裔で人間からは隔絶した存在だと権威づけしようとしているとしたら
おかしな話で、まったく抹消してしまえばいいだけの話だったはずである。
内乱も無く、治世も平和で、皇室があるからこそ日本は平和に暮らせていた、と
書けば何の問題も無かったはずなのに、あえて壬申の乱や武烈天皇を書いたと言う事は、
結局単純な皇族肯定の歴史書ではないと言う事だ。
逆に言えば、皇室に都合の悪い事も書いてあると言う事であり、
まして大規模な争いがあったなら、記憶を抹消するよりも「争いに勝った=正義正当」と
書けば華々しい経歴になるのだから、無い争いを捏造するより、有る争いを抹消する方が考え難い。
>文献に残るほどの大規模な争い
被害者の規模に関わらず、皇位簒奪は大規模だと言える。
それが暗殺→速やかに簒奪であろうと、それは大規模だろう。
つまり、それは「なかった」と言う事だ。
もちろん、ごく小規模の諍いは割愛されただろうが、皇位簒奪に関わるような豪族同士の
争いが無視された(記述されない)などとは極めて考えにくい。
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