またバッティングで例えさせてもらうけども(^_^;)
投手が投げた球筋を正確に読み取る技術と球の動きを目で追う動体視力。
そして軌道上の理想的なバッティングポイントにタイミングを合わせスイング。
スイング中でも球筋の微妙な変化に合わせるバットコントロール。
このような神業が身につけば簡単に打ち返す事ができる、とします。
弾道弾でもミサイルでも砲弾でもいいから少し考えて欲しいのだが、ピンポイントで
迎撃するには、「球筋」に相当する正確な弾道計算、「動体視力」に相当するレーダー
の精度、「バッティング始動」に相当する迎撃ミサイルの発射タイミング、
「バットコントロール」に相当する迎撃ミサイルの誘導精度等が必要だと思う。
それで言うと、確かに「THAAD、PAC-3」はマッハ4の弾道弾を迎撃するけども、
それは正確な弾道計算が予めできるからだと言える。弾道弾は大気圏外、つまりは
重力や空気抵抗や気象条件等の影響がなく慣性航行をしている。つまりは等速直線運動。
これなら弾道計算は簡単になるんじゃないの?そして大気圏外から落ちてくるだけ。
確かに弾道弾のスピードがメチャメチャ早いので人間業では迎撃不可能だと思われるが、
弾道計算ができれば「待ち構える」事ができるのではないのか?あとはバットスイングの
速さ、つまり迎撃ミサイルの高速化誘導精度、ターゲットの位置を正確に伝えるレーダー
があれば良いって事になるだろう。逆に言えば弾道計算が複雑になると待ち構えるような
余裕はなく、それこそ「動体視力」に任せてって事になるし、その精度は低くなるだろう。
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