ヨーロッパに戻ろうという考えはなかったのでしょうか。
ストイコビッチ 全くありませんでした。
実は96年にアーセナルのアーセン・ベンゲル監督からオファーを受けました。
しかし、私はそれを断りました。
もし差し支えなければ、その理由を教えてください。
ストイコビッチ 答えは簡単。日本でプレーするほうが幸せだと思ったからです。
子供が学校に行き始めた時期でもありましたし、家族に負担を掛けたくないという思いもありましたからね。
おそらく、当時アーセナルからのオファーを断ったのは世界で私だけではないでしょうか(笑)。
私は日本のサッカーファンの皆さんのことが大好きです。まさにサッカーを愛する皆さんのおかげで、Jリーグがわずか20年という期間でここまで大きく成長したことは間違いありません。
私からファンの皆さんにお伝えしたいのは、「スタジアムで会いましょう」ということ。
先ほどお話ししたとおり、日本には各地に素晴らしいスタジアムと、観戦に適した環境があります。
だからぜひ、一人でも多くのファンの方にスタジアムに足を運んでもらいたい。
そして、そこで行われる素晴らしいサッカーを楽しんでいただきたい。
愛するクラブをサポートし続け、愛するクラブのために声を張り、歌い続けてほしいと思います。
そして、これからもスタジアムの素晴らしい雰囲気を作り、より一層、Jリーグを盛り上げていただきたいと思います。
http://www.soccer-king.jp/sk_column/article/103393.htm...
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