無謀な日独伊三国同盟/日独伊三国軍事同盟


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001 2021/04/22(木) 03:28:06 ID:EXOJEYtdJ6
1940年9月、日本・ドイツ・イタリア、枢軸国三国の軍事的攻守同盟。アメリカ合衆国を仮想敵国とするもので、第二次世界大戦をアジアに拡大する前提となった。
日本国内の反対論
日本側は第2次近衛文麿内閣の外相松岡洋右が推進役であったが、日本がドイツ・イタリアのファシズム国家と軍事同盟を締結することは、アメリカとの全面戦争を不可避とすることであり、その場合日本の国力から言って勝利は困難である、したがって日独伊三国同盟には反対するという議論はけっこう多かった。海軍の山本五十六元帥は
(引用)実に言語道断だ。これから先どうしても海軍がやらなければならんことは、自分は思う存分準備のために要求するから、それを何とか出来るようにしてもらわなければならん。・・・結局自分はもうこうなった以上、最善を尽くして奮闘する。そうして、「長門」の艦上で討ち死にするだろう。その間に、東京あたりは三度くらいまる焼けにされて、非常にみじめな目に会うだろう。結果において近衛だのなんか、気の毒だけれども、国民から八つ裂きにされるようなことになりゃせんか。実に困ったことだけれども、もうこうなった以上はやむをえまい。<黒羽清隆『太平洋戦争の歴史』2004 講談社学術文庫 p.24>
と言ったという。日独伊三国同盟から日米戦争となり、日本が敗北するであろうと予測した山本五十六の見通しの正しさはよく引用されるが、それでもやむなく戦わざるを得なかったというのは、いささか破れかぶれな話ではある。山本五十六自身は1943年4月18日、ソロモン上空で撃墜され戦死した。

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002 2021/04/22(木) 06:09:51 ID:eJA4XyUdRI
>無謀
とはいえ、19世紀のアメリカは基本モンロー主義で、南北戦争終わって光熱ライフライン安定整備の為に黒船で捕鯨基地確保しようと思ったとたんに石油や電気に代わって
金ぴか時代/を経てインディアン戦争、米西戦争、ハワイ併合、米比戦争、第一次世界大戦・・・で、この頃は狂騒の20年代⇒世界恐慌・・・
要するに内政と周辺国に捕らわれがちの若い国で、発展度は凄いけど浮かれて軽薄な印象が強く、
大正バブルの英国仕込み?の国際視点では、国際的な立場はそれほどでも無かった(が一部の事情通※だけは知っていた)※皮肉にも山本の様な立場の人間は
という側面が強かったのではなかろうか。

アメリカと欧州との国際的立場はWW2で逆転したのだから

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