ヨーロッパ人がアメリカ大陸にやってくるようになった頃、
1890年12月ウンデッド・ニーの虐殺により、白人によるインディアン戦争は終結した。
最終的には推定1000万人いたインディアンは白人の直接・間接虐殺により実に95%が死に絶えた。
しかしそれ以前からはスペインはサント・ドミンゴ、プエルトリコ、ジャマイカ、キューバなどを征服し、
そこの先住民ほぼ100万人を殺すか病死させるか奴隷にした結果ほとんどが絶滅してしまい、純血は確実に絶滅した。
さらにインカ帝国、マヤ帝国、アステカ帝国のような文明大国は
スペイン人の暴虐な植民地政策による虐殺またはヨーロッパからの疫病により人口が激減し、
例えばインカ帝国の人口が最大で1600万人存在していたが108万人まで激減し、
アステカ帝国の領域に限って言えば、征服前の人口はおよそ1100万人であったと推測されるが、
1600年の人口調査では先住民の人口は100万程度に激減した。
スペインは植民地政策でアメリカ合衆国・カナダよりも多く先住民を一掃してしまい、
その数は2000万人 - 3000万人である、スペインの植民地政策の凄まじさが理解できる。
インディアンを殲滅する目的で、白人が病原菌の付着した毛布などを贈って
故意に伝染病に感染させようとした事実が歴史に記録されている。
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