日本人(大和民族)一般の起源というのは、別に一つではない。
日本古来の先住民族としての縄文人もいれば、中国本土から
流入して来た渡来人もいる。天皇の先祖は呉あたりから来た
ともされているし、長宗我部や島津やその他の秦氏のような
中国史上最悪の暴君(始皇帝)の末裔すらもが今の日本にはいる。
ただ、「世界に誇れる、民度の高い日本人」の起源はといえば、
これは「箕子朝鮮からの渡来者」であることがほぼ間違いない。
「漢書」地理志の朝鮮人の描写と、「三国志」魏志倭人伝の
倭人の描写とが酷似していて、なおかつ近ごろの朝鮮人のあり方
とは全くかけ離れていることからも、世相の荒廃によって住処を
追われた箕子朝鮮の難民たちが、その民度の高さと共に日本に流入
して来たことで、日本人全体の民度までもか高められたのだと察せる。
(一部、矯正しきれなかったような秦人系の日本人などもある)
朝鮮からの渡来者だから良くないなんてことはない。むしろ、
中国本土からの渡来者以上にも善良であり難い素質の持ち主だった。
古代の中国史の大きなうねりの諸事情によって、中国人よりも
民度の高い朝鮮人というのが3000〜2000年前ごろに育成されて
いたわけで、その由緒も「書経」や「史記」の記録にまで遡れる
ものであるわけだから、決してそれを恥じたりする必要もない。
中国では、周代にすでに滅んでいたような最良の文化風俗が、
たまたま朝鮮で温められて、ごっそり日本へと移入して来てくれた
わけだから、これはもう、儲けもんという外ないものだといえる。
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