蓮如の謎　なぜ浄土真宗は最大の宗派になったのか？

「南無阿弥陀仏」と唱えるだけで悪人でさえ浄土に行けると説いたのは親鸞。
その親鸞を先祖に持つ蓮如。浄土真宗の中興の祖と言われる怪人物である。
親鸞の死後、衰退の一途にあった本願寺は、200年後に法主となった蓮如によりたった50年程で
日本国内最大の宗教にまで成長する。またその短期間での爆発的な信者数拡大も謎とされている。
蓮如が布教活動を行った各地には、戦国武将の城とも呼べるほどの強固な要塞が次々と出来上がった。
福井の吉崎御坊、京都の山科本願寺、大阪の石山本願寺、などいずれも広大な寺内町を備え、
そこには刀や長刀を常備した僧兵が大挙して警備に当たっていたというから
蓮如という宗教者は武将であったと言えるのかも知れない。
ちなみに蓮如ほどのなまぐさ坊主も稀である。初婚は28歳、その後生涯で娶った妻は総勢5人。
生まれた実子は総勢27人。最後の子が生まれたのは蓮如が84歳の時というから奇跡の絶倫である。

参考　信者数　文化庁編『宗教年鑑』21年度版より
http://www.bunka.go.jp/shukyouhoujin/nenkan/pdf/h21ne...
浄土真宗本願寺派　694万1005人
真宗大谷派　　　　553万3146人
浄土宗　　　　　　602万1900人
高野山真言宗　　　410万0600人
日蓮宗　　　　　　385万3616人
天台宗　　　　　　153万4872人

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>>プロテスタントの思想と親鸞の思想って似てるなあと思って

薄くとは言え、親鸞にシンパシーを感じるプロテスタントは、確かにいますね。

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