藤原不比等


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013 2013/04/07(日) 13:26:00 ID:PlEm/7BwJ6
逆だ。正史だからこそかつての最高権力者までもが容赦のない批評の対象ともなる。

「史記」と比べて体制翼賛の傾向が強いとされている「漢書」ですら、
最盛期の武帝の為政にも公共事業の過剰などの落ち度があったことが明記されている。
むしろ司馬遷の私撰書でもある「史記」のほうが、今上帝だった
武帝の記録などについて控えめに過ぎるようなところがある。

書くべきことを書き、そうでないことを書かないのが正史の正しい編纂姿勢。
権力者にとって私的に都合のいいようなことばかりが書かれているとすれば、それは
正史としての出来が悪いということ。「正史」という言葉の定義から捻じ曲げたりしてはならない。

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