支那事変
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010 2010/05/14(金) 01:58:57 ID:mChafa8MWs
日本がリットン報告にびっくりしたのは当然である。
報告は日本の誇りを傷つけただけでなく、
アジアの大国としての地位を根底から脅かすものであった。
心理的衝撃は、日本は西側先進国ではないとされたことである。
日本は五大国の高い席から、アジアの後進民族と同じ地位に引きずり下ろされたのである。
そこで日本人は、こうした非難は日本の行動に対してではなく、
人種に向けられたものだという結論に行きつく。
中国人もリットン報告を子細に読めば、同じ結論に達しただろう。
国際連盟がリットン報告を受け入れ、
連盟とアメリカが満州国を独立国として承認しなかったことから、日本は連盟を脱退した。
日本が満州で治外法権を放棄したことに対してもそうだ。
欧米諸国が日本の行動に拍手を送ってあとに続けば、
むしろ日本の侵略を非難しうる堅固で正当な論理的基盤を作れるはずだ。
ところが、欧米諸国の特権的地位を奪う権利はないと言って満州を激しく攻撃したのである。
雌鵞鳥(グース)のソースは雄鵞鳥(ガンダー)のソースにもなるのだ
(訳注;西洋人に許されるなら、日本人にだって許されるのが道理だろう)。
Source for the Gander
アメリカの鏡・日本 ヘレン・ミアーズ
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