南米強豪国「日本と当たりたくない」ブラジル紙も警戒
ブラジルW杯1次リーグの組み合わせ抽選会は、6日午後1時(日本時間7日午前1時)
から当地で行われる。アジア、北中米カリブ海代表国と同じ第3ポットに入った日本に対
して、南米の強豪国が「対戦したくない」と警戒していることが判明。11月の欧州遠征で
の健闘がザック・ジャパンの評価を高めた形だ。
真夏の高級リゾート地に集結した約2000人もの報道陣の間で、日本の評価がV字回
復を見せていた。ブラジルの日刊紙「エスタード・デ・サンパウロ」のアウミール・レイチ
記者は「オランダ戦とベルギー戦を見たが、いい経験を重ねている。このポットではメキシ
コに次ぐ強豪。手の内は分かっているが当たりたくない」と話した。
ザック体制では12年10月の親善試合で0—4、6月のコンフェデレーションズ杯で
も0—3で完敗した。通算でも2分け8敗と歯が立たない相手からの高評価。オランダ相手
に2点差を追いつき、ベルギーに逆転勝ちした2試合の内容と結果が、ホスト国に驚きを与
えた。
過去2度優勝でFIFAランク6位の古豪・ウルグアイの日刊紙「エル・パイス」のエド
アルド・ピニョン記者も「ビッグクラブの選手が多く、最近の対戦(8月14日・4〇2)
と同じように勝てるとは思わない。オランダ戦、ベルギー戦を見ても分かるが対戦したくない相手」と続いた。MF本田圭佑(CSKAモスクワ)はオランダ戦後に「日本はチャレン
ジャー。ナメられたまま(W杯に)行くくらいがいい」と話していたが、皮肉なことに強豪
国の警戒心は高まる一方だ。
くじを引くのはジダン氏(フランス)、カフー氏(ブラジル)ら歴代優勝国の8人。元ブ
ラジル代表でW杯を3度制した“王様”ペレ氏は「ブラジルに不利なくじを引きたくない」
と抽選役を辞退したが、会場には訪れるという。190以上の国・地域に生中継される世紀
のイベント。2大会連続決勝トーナメント進出を目指す日本の命運が、間もなく決まる。
南米強豪国「日本と当たりたくない」ブラジル紙も警戒 - Yahoo!ニュース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131205-00000208-sph-soc...
返信する