イタリア記者「初戦のブラジル戦とはぜんぜんパフォーマンスが違いましたが?」
ザッケローニ「日本は最近大きく成長したが、強豪国のようにコンスタントにパフォーマンスを発揮することはまだできないので、
試合の入り方とか、ちょっとしたチャンスをつかむことが大事になる。
短期間にそういう強豪国に追いついてきているとは思うが、そのギャップを埋めることが来年に向けての大きな課題だ。
アジア予選で戦う中でもしばしば脆さを感じてきたが、勇気をもって戦うことができれば日本は強豪国とだって互角に戦うことができるのだ」
イタリア記者「ムラがあるのはイタリアそっくりですが」
ザッケローニ「イタリアは最小の労力で結果を得ようとするからね。相手を恐れているわけではない。
日本の場合は、強豪をやっつけたことがないゆえに、日本人の礼儀正しさでもあるが相手をリスペクトしすぎるところがある。
アジアの予選でも、しばしば警戒しすぎて消極的になり、自らのリズムを失ってしまうことがよくあった。
状況に則したいろいろな戦い方ができるわけではないのも、パフォーマンスが安定しない一因だと思う」
イタリア記者「次のメキシコ戦ですが、選手を入れ替えて戦いますか?」
ザッケローニ「日本が次のステップへ進むためにメキシコ戦は大事な一戦になるだろう。選手起用に関してはコンディション次第だが、ベストメンバーで臨みたい」
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