>>20 躰道を褒めちぎっていた?落ち着いてレスをよく読んでみましょう。さて、以下は別の話。
極真が単なるスポーツにすぎないかどうかは、スポーツの定義によるので何とも言えないが。
顔面へのパンチ攻撃のない、伝統的な極真ルールの空手は、格闘技として致命的な欠点が
あるのは事実じゃないかな。
そのことと、極真空手を学んだ個人が強いか弱いかという話は、また別だ。
まず、競技人口の多さから言って、極真空手の使い手もしくは出身者が格闘技の世界で大勢
実績を挙げていたとしても、それは確率論から言ってあり得る事で、競技の優劣とは別。
柔道やレスリングについても同じことが言えるが。
さらに、より本質的なことは、個人の強さというのは、最終的には個人の資質に負う所が最も
大きい。だから、だれか図抜けて強い人間がいたからといって、その競技全体が優れているとは、
必ずしも言えない。これは、格闘技の議論すべてにおいて言えることだ。
要するに、大山倍達という今や伝説的な格闘家の、フルコンタクト空手の草分けとしての功績、
また空手の名を世界に知らしめた活動家としての功績は、不朽だ。一方、顔面へのパンチ攻撃
ありの本当のフルコンタクト空手や、寝技も取り入れた総合格闘技が出現した今日、極真ルール
の空手には、格闘技としての絶対的優位性は認められらないということ。
自分の係わった武道なり流派に対する思い入れはよく分かるが。
客観的評価については、頭を整理して冷静に考えよう。
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