近代東アジアを明治年号で鑑みるスレ
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001 2023/02/22(水) 04:01:10 ID:gUqleeTtgI
084 2025/12/13(土) 23:16:33 ID:eOVT9mShdY

東南アジアには華僑が多く住んでいる。
華僑が最も多く住んでいるのはタイとされ、それにマレーシアが続く。東南アジアの7ヵ国に住む華僑の合計は2,300万人にものぼる。
華僑は、清朝末期から中華民国にかけて中国が混乱していた時代に、海外に職を求めて渡ってきた人々の末裔である。現在は子や孫、曾孫の世代になっているが、華僑は2世代目、3世代目になっても中国語を話す。この点は、米国や南米に渡った日本人の末裔は多くが日本語を話せず大きく異なる。
華僑が渡ってきた時代、タイを除く東南アジアは欧米の植民地であった。当時の東南アジアは人口が希薄であったために、欧米は労働力として中国南部に住む人々を雇用し、それが東南アジアにおける中国人増加の要因となった。
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085 2025/12/13(土) 23:19:51 ID:eOVT9mShdY

華僑は中国を追われた人々の末裔と考えたほうが正しい。中国では貧しくて生きていけないため、やむを得ず海外に活路を求めた。その子孫が東南アジアで商売を行い、成功を収めていったのである。そうした経緯から、彼らには中国共産党に対する距離感が見られ、強い支持を示すことは少ない。そのため、華僑を一概に中国共産党の影響下にあると判断するのは適切ではない。ただ、中国語を話し中国に愛着を持っていることも確かである。華僑とビジネスを行う際には、この辺りの機微を理解する必要がある。東南アジアに住む華僑は経済面で大きな力を持っている。それは、華僑が東南アジアの人々に比べて商売上手であったためだ。この状況は、ユダヤ人が数字に明るく、キリスト教社会で賎業とされた金融業に従事したことと似ている。
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086 2025/12/13(土) 23:22:30 ID:eOVT9mShdY

東南アジアの華人社会は出身省や言語グループによって構成が異なり均一ではない
老華僑は福建省や広東省といった南部沿岸地域が主流だったが、1970年代以降の新華僑は北方語(マンダリン)系統をルーツに持つ
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087 2025/12/14(日) 15:37:06 ID:FOd2mNVxpk
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