近代東アジアを明治年号で鑑みるスレ

>>76
貿易の仕組み　インド洋と南シナ海を結ぶ「海のシルクロード」の一部として機能していました。
イスラム商人は、インドネシアで香辛料を買い付け、インドを経由して中東（アレクサンドリアなど）に運び、そこからイタリア商人（ヴェネツィアやジェノヴァ）を通じてヨーロッパ全土に流通させていました。香辛料は当時、肉の保存や味付けに不可欠であり、ヨーロッパでは非常に高価で取引されたため、莫大な利益を生み出しました。この莫大な富が、イスラム商人たちがインドネシアの港湾都市で影響力を拡大し、最終的に現地の支配層のイスラム化を進める大きな要因となりました。

返信する