日本人の祖先は朝鮮人

だから似てんだよ

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官民問わぬ北方進出と南方進出が、5世紀、8世紀末、11世紀、17世紀と同期するように起きているのがおもしろい。
中央和人の活動や歴史に少なからず影響を受けているわけだ。
琉球語は奈良時代以前の大和言葉の特徴を残した日本語方言だけれど、アイヌ語はまったく異なる。
つまり、縄文語は日本語の元にはなっていない。日本語は朝鮮語と文法がほぼ等しいのだよ。
多分朝鮮語を母体とした弥生時代の対馬交易言語が日本語の元。
弥生温暖期、対馬海峡両岸地域が稲作文化を花開いたが、そのあと半島は元々南部は耕地が少なく古墳期寒冷化の追い撃ちで倭から米を輸入する立場になってしまう。
その代わり、加羅地域は鉄?の輸出ができたんだな。
にもかかわらず、縄文遺伝子が全国的に分布するのは、元からいた（西日本は少なかったけれど）のと併せて、蝦夷の移配も無視できない。

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>>55
なぜ薩摩藩や松前藩が両地域で過酷支配を繰り広げたか？
幕府の目が届かないから好きに収奪したというのは間違い。両地域とも稲作困難地帯だったからなの。
日本は柳田國男が感じたように、あくまでも稲作にどっぷり浸かった文化なんだな。
稲作で支配するを中心に据えすぎて、それ以外を差別した。幕藩体制例外地域は差別の構造に組み込まれた。
文化を共有しがたく、どうやって支配したらいいかを上手く編出すことが最後まで出来なかった。
唯一、信長のおかげでか、秀吉や家康も知恵を絞り宗教は管理できた。
商業も管理できなかった。漁撈や職人も医者も不十分だ。ある意味化外なんだ。
商業や学問、医術、海人漁師は国を超えてしまうから、鎖国で制約した。
南北両端は制約され難い地域なのだが、琉球は密貿易の旨み、蝦夷地は交易独占権で無石を補填した。
一言でいうなら、コメの年貢の緩さが前提なんだが、コメみたいには誤魔化しがきかなかったんだな。

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