なぜ古代ローマ帝国は滅びたのか
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033 2020/05/04(月) 14:03:18 ID:bGdfkaA.dk
何か語る際の方便として利用する操作概念であり、ある程度の共有理解があれば話が進められるためのものでしかないのが、「国家」と「文明」。
どんな話を進めたいかで内容が変化する。
加えて、両方ともレベルは異なるがマクロ事象だ。マクロ事象というのは、その内部から眺めるしかない構成員にとっては「見えない」ものである。
「マクロの不可視性」という根本的原理がある。
これでは手も足も出ないのは仕方がない。人文系学問を責めるべきではないかもしれない。
何かを語るための方便でかまわない。どんな定義で何が語れるというのだろう?
すでに文明の定義は提出した。
同じ統合スタイル(国家の方法論の束)が普及したエリアが文明。別のエリアに違う方法が同時代に併存することはOK。
もちろん同じ統合スタイルといっても何から何まで同じ訳ではなく、国家を成り立たせる根本的な方法だけが同じなのである。
それで何が語れるのか?文明の遷移、興亡が語れる。つまり、国家の方法論の衰退と転換が語れる。
文明とは「人知が進んで世の中が開け、精神的、物質的に生活が豊かになった状態。
特に、宗教・道徳・学問・芸術などの精神的な文化に対して、技術・機械の発達や社会制度の整備などによる経済的・物質的文化をさす。」(goo国語辞書)
これなんかは、成長や発展、進歩などを語りたいのであろうが、そんなこと語るなと禁止するわけにもゆかないので、まあしょうがない。
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