>>72 満州事変は、日本の出先の役人(関東軍)が起こした謀略だということと、
満州国が日本の傀儡だということは、歴史の常識だと思うので、
感情的に歴史を語りたい人が、事変から満州国建国までの出来事を侵略と呼んでも、
間違いではないと思いますが。学問用語では、侵略の二文字は余り使いませんね。
一般的には、侵略の定義が曖昧だという理由で使われないようですが。
個人的には、歴史の中で侵略ではない戦争を探すのが難しいので。
どうしても侵略の文字を使いたいのなら、全く侵略的な要素の無い戦争を、
「非侵略戦争」と呼ぶほうが合理的だと思います。
>>51この方の言っていることは相当変だと思いますけどね。
見下したから戦争が起きたみたいな話は、余りに粗雑で非科学的です。
小説家が原稿稼ぎのネタにしそうな話ではありますが。
歴史も一応は科学ですし学問ですから、こういう説を成すのは
学問や真実に対するある種の冒涜だと思います。
侵略か解放かという論の立て方も非科学的です。
侵略であるか否かは、意図の問題。解放されたかどうかは、結果の問題。
ちなみに、「カガクテキ」にこだわるのは、感情的に歴史を解釈することは
害悪だと思うからです。
これは、別口の議論ですが。
15年戦争(満州事変から大東亜戦争まで)の基点を明治維新に求めるのは、ナンセンス。
歴史は連続しているので、辿れば大王の“日本侵略”まで遡れる。
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